府中北小学校を見学させていただきました!

府中町立府中北小学校の見学をさせていただきました。
府中町立府中北小学校は、広島県安芸郡府中町清水ヶ丘に位置し、周囲を緑豊かな自然と歴史的な史跡に囲まれた静かな環境にあります。また、学校教育目標として「自ら育つ」を掲げ、児童の自主性を重視した教育を推進しています。
学校のホームページはこちら↓
https://kitasho.fuchu-town.ed.jp/
教室・授業見学

今回は主に、支援学級の4教室を見学させていただきました。府中北小学校の支援学級には、知的学級が1つ、自閉症・情緒学級が3つあり、学校独自の「オビタイム」など、児童に合わせた学習支援が行われています。
支援学級では、複数の学年の児童が一緒に学ぶ環境が整えられており、個別対応が重視されていました。机の向きを変える、パーテションを設置するなど、教室によって児童が集中して授業に取り組めるような工夫がされていることも印象的でした。先生方のご厚意により、子どもに積極的に話しかけることができ、普段どのように学習を進めているのか、より具体的に学ぶことができました。
養護教諭・特別支援教育コーディネーター 森貞先生のお話

森貞先生にお話を伺い、特別支援教育コーディネーターの役割や個別の支援の流れを伺いました。学校現場において、児童がどのような流れで、どのような支援を受けているのかを具体的に学ぶことができました。森貞先生は、保護者との相談の機会を積極的に設け、信頼関係を築くことで相談しやすい環境を整えていました。また、学校と医療機関をスムーズにつなぐ取り組みを行い、児童の詳細な記録を活用して適切な支援につなげている点が印象的でした。
見学を通じて感じたこと
支援学級では、個別対応が丁寧に行われている一方で、先生方の負担の大きさも感じました。普通級でも支援が必要な児童が多く、学校の先生がハードワークになっている現状も見えました。今後、病院受診をしやすくする仕組みや、地域活動の充実、保護者の支援など、多方面からのサポートが必要だと感じました。私自身も、子どもを第一に考え、相談しやすい存在となり、必要な支援につなげられるよう努力したいと思います。
教室に入らせていただき、授業の様子を間近で見学することで多くのことを学ぶことができました。
森貞先生をはじめ、学校の皆様、貴重な機会をいただき、心より感謝申し上げます。
広島子ども発達支援サークルについて
広島子ども発達支援サークルは、発達支援に関心のある学生・社会人が集まり、学び合い、つながる場です。医療・福祉・教育・行政・就労など多職種の視点から、支援の現場を深く理解し、より良い支援のあり方を探求していきます。
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