【第16回PC学会】北海道で混ざらさってきた

みなさんこんにちは。

地域医療ゼミナール代表の井村駿希です。

さて、今回は「第16回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会」に参加してきました。

日時:2025年6月20日(金)〜22日(日)

会場:札幌コンベンションセンター / 札幌市産業振興センター

大会ホームページはこちら

今回は、なんと北の大地、「北海道」!!

北海道というだけで、ワクワク感が止まらないですね。

※ちなみにタイトルの「混ざらさる(〜さる)」は北海道の方言なのですが、この意味は記事の最後に紹介しますね。

 


会場に到着

早速会場内へ!!

.....と思いきや、何やら長蛇の列が。

奥には屋台やキッチンカーが見えます...!

北海道産のいくらとたらこを使ったおにぎり(左)に、名物のジンギスカン(右)!

こうして屋台やキッチンカーが出店しているところも、プライマリ・ケア学会の魅力の1つ。

まずはその土地のことを知る、地域医療においても大事なことですね。

 

メインホール内へ

メインホールに入ると、巨大な空間が!!!

この中で、ポスター発表企業ブースが展開されていたり、メインセッションが行われていたりします。

 

ボードゲームブース

なんだかおもしろそうなボードゲームのブースを発見。

書籍「認知症世界の歩き方 実践編」のワークの一部を紹介していただきました

 

実際にワークの一部を体験させてもらうことに!

まずは認知症の方が経験したストーリーが提示され、その「原因」を赤いカードを使って考えていきます。

今回は「おばあちゃんが失くなったと言っていた財布が、靴の中から見つかった」という状況

 

次に青いカードを使って、「どうしたらその問題を解決できるか」を考えていきます。

「財布にGPS」は本当に問題は解決するのか...?などの話が出ました。

 

認知症はただ物忘れが進行している状態ではありません。

認知症の方が、どんな世界で生活しているのか。

それを理解するためのワークでした。

ぜひ地域医療ゼミナールでもやってみたいですね。

 

その他ブースギャラリー

1日目の残りは、各自その他の展示や企業ブースを見回ることに。

実際に好きな生薬を選んで入浴剤を作りました!

 

痛みの性状を言語化しやすくするためのカード。かわいい。

 

InBodyで年に1回の健康チェック

 

夜ご飯

さて、夜はみんなで仲良く夜ご飯!

北海道の海の幸やお肉をたくさん堪能しました!

シェフおまかせの海鮮パエリア

 

ご飯を食べながら、今日1日で何が印象的だったか意見交換して、振り返りました。

締めに「一幻」のえびそばも食べちゃいました

 


セッション聴講

北海道内のNo.1コンビニ「セイコーマート」の地域に根ざした経営についてのセッションを聴講。

小話がとてもおもしろく、楽しく聞くことができました

 

<話の内容から抜粋・要約>
普通なら経営が成り立たない小さな町に、住民の協力を得て1つのコンビニを建設した。品揃えも地域住民にヒアリングして選別。住民が自分たちで建てたからこそ、みんなが買いに来る。

医療とはほとんど関係のない企業ですが、地域で医療をするうえで大事な考え方がたくさん詰まっているように感じました。

 

学生ポスター発表

全国各地で活動している学生団体・サークル等が、各々の活動について発表していました。

富山大で学生カフェを行っている方の発表

 

同世代の人が活動している姿を見ると、いい刺激になり今後の活動へのワクワク感が高まりました。

今後の活動に繋がりそうな、いい出会いもありました。

次回は地域医療ゼミナールでも発表したいと思っております!

 

おわりに

今回は北海道でプチ旅行気分も味わいながら、充実した2日間を過ごすことができました。

また学会中、実習や勉強会でお世話になっている先生方ともお会いしたりご飯をご一緒したりすることができました。貴重なお時間を取っていただきありがとうございました。

今回学び経験したことを、これからの団体での活動や、各々の学生生活・キャリアに活かしていければと思います。

 

ちなみにタイトルの「混ざらさる(〜さる)」は、北海道の方言で「思わず〜してしまう」という意味だそうです。

北海道でいろんな人・モノと混ざらさることができた2日間でした。

 

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事